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中国 ネットスパイが4万名?――安価なハッカー攻撃で世界を壊す

2010年10月06日

【新唐人2010年10月7日付ニュース】今年に入ってから、グーグルや台湾の省庁などが、中国からのハッカー攻撃に遭いました。さらに、オーストリアも今年の9月、中国からのハッカー攻撃に遭ったと認めました。ドイツメディアの報道では、中国にはネットの破壊やスパイ活動を専門に行うパソコンの専門家が4万名以上もいるそうです。

今回、オーストリアの外務省のパソコンがハッカー攻撃に遭いました。ただし、オーストリア当局が即座に対応したので、データ流出など、大きな被害は避けられました。
 
情報によると、ここ1年、EUの外務省は何度もハッカー攻撃に遭っており、今年1月4日、EUの公式サイトにあるEU議長国のスペインのサパテロ首相の写真がいたずらされました。
 
ドイツからの報道によると、中国にはネット破壊やスパイ活動を行う専門家が4万名以上もいます。
 
アメリカのある調査チームは、今年グーグルなどがハッカー攻撃を受けた後、追跡調査をしました。最後にたどり着いたのが、上海交通大学など中国の2つの学校のパソコン。しかし、学校の校長はどちらも否定しました。
 
アメリカからの報道によると、中国からの安価なハッカー攻撃への関心がますます高まっています。これらの安価なハッカーたちは、中国当局と関連組織に雇われ、最低限の道具で大規模な破壊行為を行います。
 
ハッカー攻撃のねらいは、ビジネスであれば企業機密を盗むため。国内のサイトへの攻撃は、中国人がネットを見られないようにするためです。
 
ラジオ・フリー・アジアによると、自由なメディア精神をうたう「1984フォーラム」は、毎秒12万回のアクセス攻撃にあい、サーバーがパンク、サイトを無期限に閉鎖しました。ほかのサイトも数ヶ月攻撃にあい、サイトを閉鎖しました。
 
中国のネット技術の専門家、戴さんによると、中国のハッカーは主に国と民間に分けられます。民間のハッカーは、単に腕試しをするだけで、中国で比較的進んだハッカーは、国に雇われていると指摘。
 
この1年、中国のサイバー部隊は、世界103カ国の外務省、大使館、国際機関、メディア、非政府組織のパソコンに侵入。そのうち台湾がもっとも深刻です。
 
新唐人がお伝えしました。
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